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11月市会、常任委員会での質問

11月市会の際に、9月の代表質問に関連して、商店街問題を取り上げました。

自民党議員もたまらず、関連質問されていました。

以下質問の大要です。

 

 

○一般質問 商店街振興について

平井)今年度の縁結び事業の実施状況について、現在4商店街で取り組みが進められており、商店街マップづくりや商店街への加入促進などをされている。取り組んでいる状況と実感はどうか。

安河内商工部長)今年度4ヶ所。担い手がいないところにコーディネイターを外部から。大学生等の派遣。取り組み進めている。

平井)また、縁結び事業の中で、空き店舗への助成制度もされているが、その進捗状況はどのようになっているのか。また、商店街自身が空き店舗が埋まることについての反応はどのようなものか。

安河内商工部長)空き店舗解消事業。27年から16軒の制約。活性化に寄与している。今年度から本格化。物件見学会、セミナーを行っている。今年度はじめて北野商店街で。定員15名のところ50名来た。新たに店舗改修に要する補助制度を用意した。取り組み進めている。

平井)補助事業の状況は。審査会の資料を。

安河内部長)事前相談の受付している。正式には資料で。

平井)本会議の質問でも商店街の振興対策について、質疑を行いましたが、副市長は「国や本市が実施する統計調査等の活用と、全ての商店街を訪問し聞き取り調査を行い」と述べておられるが、一方で聞き取りの結果などは議会には何も明かされていない。その理由をお聞かせください。

安河内商工部長)ヒアリングし、累計分けしている。補助金を得ているところほど元気である。カルテについては明らかにしていない。

平井)なぜか。

安河内部長)公表しないことを前提にしている。

平井)京都府の商店街カルテの中で2/3の商店街で来街者が減っているか、店そのものが減っているとの分析がされていた通り、底から商店街を応援することが地方自治体に求められています。最低限、府の調査と京都市の聞き取りを踏まえて短期、中期、長期の計画を復活させる必要があると思います。いかがか。

安河内部長)苦戦をしている商店街に対しては、縁結び事業でやっている。プランは27年で満了。長期の計画を立てても実効性がない。アドバイザリー会議で進めている。

平井)全体の分析による吟味をし、総合施策を。商店街の構成の中で重要なファクトを占めているのが、いわゆる生鮮三品、八百屋、魚屋、肉屋ですが、京都市の商店街の生鮮三品は、全盛期のどのくらいの水準でしょうか。

安河内商工部長)重要な課題だがデータを持っていない。

平井)やはり、調査と分析による再生計画こそが必要です。京都市として、全面的に商店街を支援する土台がないことが問題です。一部の政策に陥っているところを根本的に見直し、支援幅を広げるための努力を求めておきます。

 

《関連質問》

下村(自)160を超える商店街。商店街は地域のバロメータ。喫緊の課題。→実績のない商店街に当たっている。→商店街をリサーチし、手をあげられない商店街も視野に。数値としての報告を。

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