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京都市の屋外広告物に関する規制について

  先日、朱三学区の商店街で行われた屋外広告物に対する規制の説明会に参加してきました。前々回の議会報告にも書きましたが、やはり問題点が多く、事業者の方々から意見があがっています。この条例は高さ規制と一緒の時にできましたが、それぞれの事業者には、ほとんど知られておらず、経過措置の期間が半年後にせまっているにも関わらず、職員の説明からは「第一に制度を知ってもらうこと」と条例の理念の50年後、100年後の京都市を見据えているといいながら、経過期間終了の26年の8月には、違法状態にある業者は、罰則の対象と脅しとも思える言葉が出ています。

昨日の説明会でも業者のみなさんからは、「新しい事業者に対してだったらわかるが、長年商売をやってきて、この条例よりもはやく看板をつくったのに、納得できない」や「はがき一枚で年末の忙しい時に仕事をほって出向けというのは難しい」などの声も出されました。来年の消費税の増税など負担がどんどん増えてくる中、看板をつけかえる補助金も一部の業者にしか適用されず、融資制度を作ることにもなっているが、利益がなかなか出ない中、借りても返せない状況。資本力のあるところは、綺麗な条例に沿った看板へ架け替えることができるが、お金のないところはどうするのかと実情を考えずほんとに怒りに思います。昨日も発言したのですが、その地域、地域によって京都らしさは違うと思います。基準をつくるのであれば京都市が住民が参加し、それぞれの地域の特性を出し合い、納得のいく形を形成すべきです。

 

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