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今回の9月11日に開かれた委員会では、バスの降車を円滑に行うために四条通り二箇所に限って、移動式の運賃箱を設置することを交通局の理事者報告がされ、一般質問を行いました。
また、上下水同局が毎年出している環境評価報告書2015についても質疑を行いました。
概要は以下の通りです。
【交通局】
●理事者報告【四条通り歩道拡幅区間におけるバス停での運賃収受の実施について】
平井)四条通りのバス停では、延着が多く生じていると記載されているが、現状はどのくらいか?
→高見自動車部担当部長)7月から9月 データ 西行き3分、東行きおおむね1分遅れ。正確な予測は立てられていない。
平井)今回、19日から実施される移動式運賃が製作される台数、バス停にどういう形で置くのか。
→バス3台置ける。テラス型の最先端部に到着。ベルトパーテーションで区切る。乗車降車をわける。運賃箱で収受する人2名。シルバーの誘導により一旦開放して車内あいてから。放送で事前に知らせる。
→全体像をわかるように図式等で示していただきたい。(資料要求)
平井)今回は委託で行うということだが、それぞれの委託先はどこか?それぞれの事業者の実績はどうか?
→委託先:運賃箱 綜合警備保障㈱・運賃案内:シルバー人材センター。
平井)アルソックを選んだ理由は何か?
→高見)営業所間の運賃輸送されている。
→安田企画総務部長)両方とも入札の結果。代金で決めた。
平井)運用が開始され、四条通りの2箇所だけが、移動式になるが、降車時、乗車される方もあり混乱は起こらないのか?リスクの検討は?
→車外での運賃収受を車内アナウンスでお知らせする。バス停では要員により乗客を安全に導く。
平井)本来なら、総合的に検討をし、検証も行いながらやるべきこと。市民や観光客との間で混乱が起こらないよう委託先にもきちっと説明をすべき、円滑な運営を。
最後に今日の京都新聞では、秋の交通対策として、10月末から高島屋駐車場出口前に信号を新たに設置し、右折可能で南行できるとの報道があった。バス停も近くにあり、大なり小なり影響を受ける。どんなメリットがあり、デメリットがあるか
→高見)一般車両の流入抑制は都市計画局・建設局が努力している。注意深く見守っていきたい。
平井)府警との連携や都市計画・建設局との連携で混乱が起こらないように。
【上下水道局】
●理事者報告【『水道事業・公共下水道事業 環境報告書2015』の発行について】
平井)平成15年から作成、報告書という形は22年からと聞いている。局単位で環境に配慮し、地球温暖化などに対し、温室効果ガス削減など環境課題に取り組むことが現局面でも一層重要となっている。エネルギー重要。水道事業と下水事業では、使う電力量に差があるが、なぜこれだけ違いが出るのか?
→土井技術管理室室長)水道事業では、一番使うのがポンプでくみ上げ、送る。下水では下水処理の際、微生物に送風機で風を送るのに使う。こういうところが違い。
・その上で努力をしていること、計画はどうか?
→土井室長)電力使用の削減。温室効果ガスの削減は市の取組。H16年度比に対し目標を達成している。た区さん電力を使う上下でも計画を持っている。目標も達成している。
・下水から出る汚泥の焼却。P25では、汚泥を発酵させ、そのさいに発生するメタンガスを有効利用しているとしている。消化タンクの他都市と比べて性能はどうか?メタンガスだけではなく、ほかの燃料をずいぶん使っているようにみえるが。
→石田下水道部長)消化ガスの再整備に現在かかっている。H25 240万㎥→完成後550万㎥。完成後には焼却炉での燃料に使う。
・最後に現状から見ている課題とそれに対する局の決意は?
→土井室長)環境とのかかわりが様々ある。大きな課題。電力使用料の削減の取り組みを進める。本業は水をきれいにするという仕事。国の動向注視し、水質保全の基準さらに確実なものにする。
平井)水事業とあわせて、他都市のとりくみにも習い、環境保全の取り組みの強化を。